2014年 09月 11日
美術館めぐり |
今回の軽井沢旅行の楽しみは 新旧の美術館めぐり
最近の旧軽井沢は観光客の多さにちょっとがっかり 原宿状態です
以前から気になっていた 中軽井沢のセゾン現代美術館と
昨今業界で話題の 軽井沢千住博美術館を訪ねた
まず セゾン美術館 星のリゾートの駐車場奥の 目立たない場所にあるが
敷地の入口に立った途端 ゾクゾクっと するものがあった
長いアプローチと 自然を生かした庭園に 埋もれるようになっている建築物は
高輪美術館を1989年にリニューアルオープンしたもの
建築家は今は亡き 菊竹清則 竣工からすでに25年たっている
内部は写真撮影ができないが この美術館はなんたって外部がすばらしい
なんか見たことのある彫刻だなと近寄ると
やはり 安田侃 の作品
昨年のJIA北海道大会で彼の講演を聞き、作品を見てきた夫から
その素晴らしさを聞いていたが まさかここで会えるとは思わなかった!!
そのほか井上武吉 とか イサムノグチ など著名な作家のの彫刻が
風景とよく合っていた
これは井上武吉
また 敷地の中を流れる川にかかる 鉄の橋 も素晴らしかった
これは建築家によるものか 彫刻家の作品か わからなかったが
十分堪能し、 カフェで余韻を楽しみ さて 今度は 新しい美術館だ
車で10分ほどのところにある 今を時めく 西沢立衛 の作品
外観は植物に覆われよくわからないが 内部は土地の形状に合わせてゆるゆるとうねる
ガラスで囲われた曲線の中庭は様々な楽しげな でも少し人工的な植物が楽しめる
森の中で絵を見るというコンセプトなんだろうな と感じた
それに対比して隣接したカフェとショップはまた趣が違う
本体は波打った大屋根と壁や柱を消し去ったかのようにガラスで囲われているが
付属棟は屋根と壁が一体化しとがった彫刻的な形態
わずかの間に25年の時を隔てた美術館を見られたのは幸運
時代のせいか あるいは建築家の志向の違いか
まったく異なる形態 植物の扱い方の違いが 如実に分かるが
この新しい美術館が 4半世紀たったあと どう変化しているか・・・
もう一度確かめたいものだ
最近の旧軽井沢は観光客の多さにちょっとがっかり 原宿状態です
以前から気になっていた 中軽井沢のセゾン現代美術館と
昨今業界で話題の 軽井沢千住博美術館を訪ねた
まず セゾン美術館 星のリゾートの駐車場奥の 目立たない場所にあるが
敷地の入口に立った途端 ゾクゾクっと するものがあった
長いアプローチと 自然を生かした庭園に 埋もれるようになっている建築物は
高輪美術館を1989年にリニューアルオープンしたもの
建築家は今は亡き 菊竹清則 竣工からすでに25年たっている
内部は写真撮影ができないが この美術館はなんたって外部がすばらしい
なんか見たことのある彫刻だなと近寄ると
やはり 安田侃 の作品
昨年のJIA北海道大会で彼の講演を聞き、作品を見てきた夫から
その素晴らしさを聞いていたが まさかここで会えるとは思わなかった!!
そのほか井上武吉 とか イサムノグチ など著名な作家のの彫刻が
風景とよく合っていた
これは井上武吉
また 敷地の中を流れる川にかかる 鉄の橋 も素晴らしかった
これは建築家によるものか 彫刻家の作品か わからなかったが
十分堪能し、 カフェで余韻を楽しみ さて 今度は 新しい美術館だ
車で10分ほどのところにある 今を時めく 西沢立衛 の作品
外観は植物に覆われよくわからないが 内部は土地の形状に合わせてゆるゆるとうねる
ガラスで囲われた曲線の中庭は様々な楽しげな でも少し人工的な植物が楽しめる
森の中で絵を見るというコンセプトなんだろうな と感じた
それに対比して隣接したカフェとショップはまた趣が違う
本体は波打った大屋根と壁や柱を消し去ったかのようにガラスで囲われているが
付属棟は屋根と壁が一体化しとがった彫刻的な形態
わずかの間に25年の時を隔てた美術館を見られたのは幸運
時代のせいか あるいは建築家の志向の違いか
まったく異なる形態 植物の扱い方の違いが 如実に分かるが
この新しい美術館が 4半世紀たったあと どう変化しているか・・・
もう一度確かめたいものだ
by hitohito-net
| 2014-09-11 09:35
| 谷村留都