2014年 02月 11日
省エネ基準の改正について 2 |
こんにちは 小林聡です。
今日も 昨日の続きで 省エネ基準の改正について お話しします。
まず 建物の外皮(屋根、外壁、窓、床など外気に接している部分)の性能についてですが、基本的にはH11年の「次世代省エネ基準」と大きくは変わっていないのですが、下記の図のように従前は建物の床面積当たりの基準であったものが、建物の外皮表面積当たりの基準になりました。
今までの”建物の面積当たりの基準”では、床面積の大きな住宅には基準が緩くなり特に何もしなくてむ基準を満たすことができたのですが、床面積の小さな狭小住宅ではとても基準が厳しくなり、必要以上に断熱性能を上げたり、窓などの開口部を小さくしたりしないと基準を満たすことができなくて設計に苦労していました。今回の改正により ”外皮表面積当たりの基準”になったことで その不合理がずいぶん解消されたと思います。
ところで 省エネについて基準が改正され義務化の方向にすすむのですが、「比較的温暖な中部地方で 高気密高断熱の住宅なんて必要ないのでは?」と思われるかもしてません。そんな方はぜひ 以前投稿した私のブログをご覧ください。
http://myhitohito.exblog.jp/16738531/
それでは 今日はこのぐらいで、また明日 よろしくお付き合いください。
今日も 昨日の続きで 省エネ基準の改正について お話しします。
まず 建物の外皮(屋根、外壁、窓、床など外気に接している部分)の性能についてですが、基本的にはH11年の「次世代省エネ基準」と大きくは変わっていないのですが、下記の図のように従前は建物の床面積当たりの基準であったものが、建物の外皮表面積当たりの基準になりました。
今までの”建物の面積当たりの基準”では、床面積の大きな住宅には基準が緩くなり特に何もしなくてむ基準を満たすことができたのですが、床面積の小さな狭小住宅ではとても基準が厳しくなり、必要以上に断熱性能を上げたり、窓などの開口部を小さくしたりしないと基準を満たすことができなくて設計に苦労していました。今回の改正により ”外皮表面積当たりの基準”になったことで その不合理がずいぶん解消されたと思います。
ところで 省エネについて基準が改正され義務化の方向にすすむのですが、「比較的温暖な中部地方で 高気密高断熱の住宅なんて必要ないのでは?」と思われるかもしてません。そんな方はぜひ 以前投稿した私のブログをご覧ください。
http://myhitohito.exblog.jp/16738531/
それでは 今日はこのぐらいで、また明日 よろしくお付き合いください。
by hitohito-net
| 2014-02-11 00:00
| 小林 聡