2012年 11月 14日
近つ飛鳥 |
先日愛知工業大学の学生の皆さんのバス旅行に同行してきました。奈良まで日帰りという日程の中で東大寺と関西館国立図書館、そして近つ飛鳥博物館を巡ってきました。それぞれあまりじっくりと見る時間はなかったんですけど、奈良に訪れるのは久々の事もあって有意義な一日となりました。
写真はその中の安藤さんの近つ飛鳥です。出来てもう18年になりますが、古さを感じさせません。建物の傷みは多少見えたりもしますが、時間を経てよりよい建物になってきているような気がします。人間には良い歳の取り方があるように最近思うのですが建築もおそらく同様です。まずは状況を見極めて愛される様な計画を作る事が要となります。出来てからは持ち主や時に左右される運命にはありますが、その先を考えてこの建物は作られた様に思いました。人の群れから離れて一人石段にこしかけてみました。静かな環境の中で鳥の声だけがあちこちから聞こえてきます。この建物が出来る前もそうだったろうし、おそらくこの環境は今後も変わらないような気がします。人が作ったものだしいつかは壊れる運命にありますが、朽ち果ててもなお何かを語る様に残り続けていくような気がしたものでした。長い長い月日の事を考えました。
竹中アシュ
写真はその中の安藤さんの近つ飛鳥です。出来てもう18年になりますが、古さを感じさせません。建物の傷みは多少見えたりもしますが、時間を経てよりよい建物になってきているような気がします。人間には良い歳の取り方があるように最近思うのですが建築もおそらく同様です。まずは状況を見極めて愛される様な計画を作る事が要となります。出来てからは持ち主や時に左右される運命にはありますが、その先を考えてこの建物は作られた様に思いました。人の群れから離れて一人石段にこしかけてみました。静かな環境の中で鳥の声だけがあちこちから聞こえてきます。この建物が出来る前もそうだったろうし、おそらくこの環境は今後も変わらないような気がします。人が作ったものだしいつかは壊れる運命にありますが、朽ち果ててもなお何かを語る様に残り続けていくような気がしたものでした。長い長い月日の事を考えました。
竹中アシュ
by hitohito-net
| 2012-11-14 18:27
| 竹中アシュ